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用途 病院
施設名称 社会医療法人社団 正志会
南町田病院
所在地 東京都町田市鶴間1008-1
運営者 社会医療法人社団 正志会
工事種別 新設
施工 建築
株式会社竹中工務店
設備・衛生
新菱冷熱工業株式会社
電気
株式会社 協和エクシオ
竣工年月 2004.09
建築概要 敷地面積
8,190.63 u
建築面積
2,413.45 u
延床面積
8,431.89 u
構造規模
RC造,地上5階,地下1階
諸データ 病床数・定員数
180床
診療科目
内科・小児科・外科・乳腺外科・整形外科・脳神経外科・泌尿器科・呼吸器内科・循環器内科・消化器内科・消化器外科・呼吸器外科・肛門外科・リハビリテーション科・麻酔科・皮膚科・形成外科・耳鼻咽喉科
外来患者数
350人/日
年間救急患者数
 
年間手術件数
 
延床面積/床
u
病棟面積/床
u
記載日 2012.02現在
備考  

計画概要
 
 町田市は、東京の郊外都市として1970年代以降人口が増え、現在では40万を越えている。なかでも南町田地区は、隣接の横浜市・大和市と共に、近年人口が急増しているが、医療施設は47床の療養型しかなく、地域住民の救急医療を担う医療施設の要望が、市及び市議会に提出されていた。
 本施設は永年地域のために活動されていた建築主が、地域医療に一つの信念をもつ医師と会い意気投合し、地域貢献を兼ねて建設したものである。
 医師の既存病院(平成2年4月開業)は小規模(100床)であるが、救急車3000台/年以上、平均在院日数13日という急性期病院であり、本病院も地域の要望に応える急性期病院として計画された。民間病院として経営的安定ができる枠の中で、建築規模も180床(増床予定済)で46.5u/床を確保し、患者・スタッフに快適で使い易い病院を目指した。   
 敷地は、東から西に下った傾斜地であり、ほぼ一階分の段差があるのを活かして施設を配置し、利用者とスタッフの入口を分けた。外観は柱・梁のフレームを生かし、無彩色のシンプルなデザインとし、内部は対称的に暖かみのある空間づくりを心掛けている。
 全体の構成は、1階(基準法上、地下1階)に外来・検査・放射線部門等を配置し、ほとんどの外来患者がこの階で済むようにしたが、リハビリテーションだけは病棟の利用も考え、2階にした。外科系外来の端部に救急を設け、検査・画像部門だけでなく、手術ICUと結ぶEVに近接させた。また外来待合にはウッドデッキの中庭を配し、外部とつながる明るい待合を演出した。2階のリハビリテーションへはエントランス上部の吹抜とトップライトにより、自然光で明るい廊下で誘導した。スタッフ入口側に管理部門を置き、手術・中材・ICUと続け、外来動線と分離した。3階から5階の病棟階は個室と4床室で構成し、個室率は26%、一床あたり病棟面積23.0uである。4床室側はダブルコリダーで水まわりを中央に設け、個室は全室WC付で中廊下にしている。病棟の食堂・デイルームから天気の良い日には富士山を望むこともできる。廊下は突き当たりを外部に開放し、明るく閉塞感の無いようにした。ナースステーションは、EVホール・デイルームに面するオモテと、スタッフ用のEV・階段があり、器材庫と一体の作業空間を直結した構成にしている。   
 経営面・運営面での助言・提案として、患者とスタッフのゾーン分離、緊急時対応のスタッフ動線の確保、電子カルテの開院時採用とIT化、SPDによる物品・物流システム等小規模急性期病院に合ったしくみを試みた。勿論、外来患者のプライバシーの確保(作業廊下との間にも扉等)快適な療養環境の確保にも十分配慮した。
 

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